日々の学び研究所

日々の学びの備忘録。僕は無力だ。

2019年8月の自然観察と道北暮らしの手記

2019年8月の道北自然観察日記です。

 

過去にまとめたものですが、公開することにしました。よろしくお願いします。 

2019/08/24土

ニオイヒバ(匂檜葉)

雨が降っているし、疲れがひどいので、すぐ家の裏で観察。ヒノキ科の木の何か。

ヒノキ科はおおまかに分けて、ヒノキ属(ヒノキ、サワラ)、クロベ属(クロベ、ニオイヒバ、ベイスギ)、アスナロ属(アスナロ)あたりが似ていてややこしいが、実の形からして、クロベ属の何か。たぶんニオイヒバだと思った。

葉の色が先端に近づくにつれて段階的にグラデーションしているのが美しかった。

木の見分け方はまだまだ全然勉強が足りないので、幹や枝ぶりを観察しやすくなる冬のあいだに少しずつ覚えていきたいところ。ちょっと調べた感じでは、葉の裏側の気孔帯を見ればかなりわかるらしい。

 

スナゴケ&ヒメジョウゴゴケ

同じく家の近くの岩のコケを観察。雨水を浴びて、きらきらと輝くコンペイトウのようなコケは、おなじみ、どこでも見るスナゴケ。

それにまじって、杯のような形をした不思議な葉っぱ?がみられる。調べてみたら、これはコケではなく地衣類(藻類と菌類の共生体)のヒメジョウゴゴケと思われた。

杯のような形をして、中央部がへこんでいるだけのものは、以前にも見たことがある。青みがかった緑という、わりと地衣類に多い色がとても鮮やかで美しい。

しかし今回は、それだけでなく、杯の口の部分に茶色やピンクのぽつぽつした塊がくっついていた。中には、杯の部分が小さく、塊がキノコの笠のように大きいものもある。

あとで調べたら、ヒメジョウゴゴケの子器らしい。つまり胞子が入っているところ。まあ菌類だしキノコのようなものだということになる。

世界には1万種を超えるコケと、2万種近い地衣類がいると言われるので、ぜんぶ見分けられるようになるのは不可能だけど、せめてよく見る種くらい覚えたいと思う。


用事で札幌に出かけたせいで、非常に疲れて、自然観察日記も間が空いてしまいました。札幌まで4時間かかるだけでなく、日本で5番目の大都会なので、すごく消耗します。

北海道の人口はフィンランドと同じくらいですが、札幌の人口はフィンランドの首都ヘルシンキの3倍以上もいるという。どうして日本人ってこんな一箇所に密集するんでしょうね。

朝晩寒くなってきて、あれだけ咲き誇っていたオオハンゴンソウがしなびかけています。ヒマワリも頭を垂れて衰えてきました。反対に街路樹のナナカマドの実は朱色に色づいて目立ってきました。秋の足音を感じます。