日々の学び研究所

日々の学びの備忘録。僕は無力だ。

2019年8月の道北暮らし自然観察日記 2019/08/18日

2019年8月の道北自然観察日記です。

 

過去にまとめたものですが、公開することにしました。よろしくお願いします。 

2019/08/18日

オニユリ(鬼百合)

この時期になると、あちこちで見かけるオニユリ。あまりによく見るので、そのうち描こうと思って後回しになっていた。

改めてよく観察してみると、葉っぱの付け根に何かある。触ってみるとぽろりと取れて種のよう。こんなところに種?と思い、帰って調べてみたら、なんとむかごらしい。

「むかごごはん」のむかごはヤマノイモやナガイモのもので、これとは別。形態もずいぶんと違う。…と思ったら、オニユリのむかごや、ゆり根も食べれるらしい。

花を観察していると、つぼみのほかに、花が散った後に雌しべと子房だけ残ったものがあったので、てっきりこれが実だと思った。しかしこちらは実にならず、種も作らないらしい。

似ている花のコオニユリはむかごをつくらないので区別できる。またクルマユリも似ているが、葉が車輪のように輪になって生えるらしい。そういえば、最近、民家の庭でクルマバソウみたいな葉を見たことがあって、なんだろうと思っていたが、クルマユリだったのかも。

ただのオニユリと思っていたのに、観察して調べてみると意外なことがたくさんあって面白かった。

ナスの花(茄子)

友人宅のナスの花。たくさん咲いていて実もつけていたので観察してスケッチしてみた。

まず、全体的に紫色でポリフェノールたっぷりな感じ。実だけでなく、茎も葉も濃い紫。葉はちょっとおもしろく、葉のつけねが左右非対称になっていたりする。よく見てみると、葉脈が左右対称ではなく非対称なので、これでも問題ないようだ。

花はしわくちゃの星型で薄めの紫色。わたしが見たものは角が6個か7個ある星型だったが、ネットで調べてみると、5個の星型や、もっと形がはっきりせず円形に近いのもあるらしい。いずれにしても、しわしわなのが特徴。

果実のなすび本体は、つやつやに黒光りしていて、美しかった。薄く切って、ジンギスカンカリカリに焼いたのが好き。

イトバハルシャギク(糸葉春車菊)

だいぶ前にも写真に撮って調べた記憶があるイトバハルシャギク。「ハルシャ」が「春車」なのか「波斯」なのか不明。原産地は北アメリカ。5,6月ごろから咲いていたようだ。

花はコスモス型でそんなに珍しくないが、葉っぱが松の葉みたいな糸状で、引っ張るとぷちぷちちぎれておもしろい。

ミズアオイ(水葵)

田んぼのあぜに咲いていた紫色の花。Google Lensで調べたら、ホテイアオイ(ウォーターヒヤシンス)ではないか、ということだったが、花の特徴からして同系統のミズアオイだと思われる。光沢があって分厚いスペード型の葉が特徴。花や葉は食べれるらしい。

ミズアオイ科のホテイアオイの場合は布袋尊のおなかみたいな浮き袋が茎についていたり、花も特徴的な模様があったりする。ツルを編んで家具やバッグにもできるらしい。

ちなみに絵の情報量が少ないのは、とりあえず写真を撮ってあとで描いたから。その場で描けなかったので仕方なかったが、写真だと構造がよくわからないので発見も減る。やっぱりその場で調べながら描くほうがいい。


連日忙しくてあちこちを走り回っています。ゆっくり文章や絵を描いたりできる生活がいつか戻ってくるのだろうか…。

今日は友人の畑に行っていましたが、23℃くらいしかないのに日差しが暑くて頭痛がしました。今ごろ東京は37℃。しかも三週間連続熱帯夜で一度も25℃以下に下がってないとか。二度と都会に戻れる気がしません。

帰宅するときは、わざと遠回りして、国道ではなく、山あいの山村部を通ってきました。四方を自然林の山に囲まれた緑豊かな景色が美しく、改めて道北はいいところだなぁと思いました。数年前まで、自分が山や森を好きだとは思ってもみませんでしたが、今では山が見えない場所では生きられないなと思います。