日々の学び研究所

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2019年8月の道北暮らし自然観察日記 2019/08/08木

2019年8月の道北自然観察日記です。

 

過去にまとめたものですが、公開することにしました。よろしくお願いします。

2019/08/08木

イタドリ(虎杖)

どこにでもあるイタドリ。イタドリの名は痛み取りに使われていたことから。

今ちょうど白い花が一斉に咲いて風に揺れている。雄花と雌花で少し形が異なるらしい。調べたところ、立っているのは雄花、ちょっとしだれている感じなのが雌花。

国産だが、生態系が破壊されたところに進出し、海外で厄介な外来種化しているという。

タデ科。地域によっては食べるらしい。新芽を茹でて食べてみたがパサパサしていた。「蓼食う虫も好き好き」かと思ったが、下ごしらえをきちんとすればおいしいらしい。

イヌエンジュの木(犬槐)

マメ科の木らしい左右対称につく葉。調べてみたら、葉の形から、エンジュやハリエンジュ(ニセアカシア)と区別できるらしい。

白い花はもうついていなかったが、豆がたくさんなっていた。エンジュだともっとくびれの大きい豆らしい。幹は近くでみると菱形模様。

中国伝来のエンジュに比べ、あまり薬効がないとかで、劣るという意味で「イヌ」とついているらしい。

トクサ(研草)

地面からアスファルトをドリルみたいに突き破って生えていた。イタドリなどの子どもかと思ったら、これで完成形の植物。

節(はかま)の部分が葉らしい。 引っ張ると節ですぽんと抜ける。何かに似ていると思ったらあれだ、昔あったロケットえんぴつ。

地下茎で繁殖する。アスファルトは上からの衝撃には強いが下からの突き上げには弱いのかも。茎が硬くて砥石になることから「トクサ」なのだという。

クサフジ(草藤)

ソラマメ科。初夏からずっと美しいグラデーションで咲いている。似た花にナヨクサフジ(外来種)とツルフジバカマ(もう少しワイルド)があるらしい。

葉がくるくると巻いていて、先っぽの三本のつるであちこちに絡みつく。唐草模様みたいな曲線の覆い形がアーティスティックだと思う。

花を下からのぞきこむと、いろいろな虫が中に入っていておもしろかった。

ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)

秋の七草フジバカマかと思ったが、北海道にはないようなので、たぶん葉の形からしヒヨドリバナ。…と思ったが、葉が輪になってついているのはヨツバヒヨドリらしい。ヨツバとはいうが、3枚や5枚のもある。今回観察したのは3枚が輪になっていた。どちらにしても近縁種。筒状の花は、近くでよくみると、星型で2本の雌しべが飛び出ていた。

ちなみにクサフジに似ているツルフジバカマと、秋の七草のフジバカマは全然違う。ここもまたややこしい。


いつまでも家のまわりだけで観察しているのもあれなので、近くの森に出かけました。ところが、道中、道路脇にある植物に興味を惹かれてしまい、そちらの観察がメインに。

何気ない道端の植物ばかりですが、じっくり観察してみると、さまざまな色合いや形をしていて、とても楽しかったです。

その後、森にも行きましたが、一人で入るのはちょっと怖い、万全の装備もして熊鈴も持っていましたが、さすがに森の中で3DS取り出して黙々と描く気にはなれず、ちょっと探検して切り上げました。

スケッチを描くのは楽しいけれど、一日に5つも描くと、調べたりまとめたりするのが疲れますね。バランスも肝心。

森の中では写真を撮りましたが、そちらをアップする場所も考えたほうがいいかなぁ…。季節のアルバムとして整理し直そうかな。