日々の学び研究所

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2019年8月の道北暮らし自然観察日記 2019/08/07水

2019年8月の道北自然観察日記です。

 

過去にまとめたものですが、公開することにしました。よろしくお願いします。

2019/08/07水

ヒューケラ(ツボサンゴ)

友人の家の庭にあった植物。調べてみたらヒューケラというらしい。北アメリカのユキノシタ科の植物。名前が覚えにくいので、和名ツボサンゴのほうで覚えようか。

確かに、地面のあたりを葉っぱが覆い、長い花の茎が伸びているのはユキノシタ科っぽい。寒さに強いので北海道の気候にも合ってそう。

ユキノシタ科の例に漏れず、葉っぱは大きな手みたいな形だが、色とりどりに紅葉しているカエデみたいで美しい。紅い茎は、互い違いに枝分かれして、小さな白っぽい花が無数に咲いていた。近縁のズダヤクシュの花によく似ている。

トウゴマ(唐胡麻 ヒマ)

これも友人宅の庭の植物。モミジみたいな真っ赤な葉っぱと茎に、クリやゴボウのいがのような実をつけていた。これも真っ赤。しかし、触ってみると、ゴボウの実のように硬いトゲではなく、素手でも触れるくらい柔らかい。

トウダイグサ科という耳慣れない科名だったが、キャッサバとかゴムノキ、ポインセチアなどが属しているらしい。全然わからない(笑)

いがいがの実の中には、豆のような種が入っていて、ひまし油の原料らしい。しかし猛毒リシンも含んでいるので食べたりはできない。

実の下のほうにつぼみや花がまだ残っていたが、つぼみの外側がくるんとむけて、白いブラシ状の花が顔を出している様子は、昔見たことのあるフニーバオバブの花を思わせた。

ムラサキバレンギク(紫馬簾菊 エキナセア)

最近、よくこのあたりの家の庭で見かける花。

普通のキク科の花より、中央の部分が球形に盛り上がっている。これらは頭状花といって、それぞれが花らしい。よく見ると、虹色にグラデーションしている。また、上から見ると、ヒマワリなどと同様、黄金角のカーブが見られて美しい。

米原産で、ネイティヴ・アメリカンが薬草として使っていたのだとか。根や葉をハーブティーにできるらしいから試してみたい。

馬簾菊のバレンとは、江戸時代の火消が持っていた錫杖みたいな旗のてっぺんにあるヒラヒラした飾りをいうらしい。言われてみればバレンギクの形とよく似ている。


今まで、ただ植物を見て写真に撮るだけではあまり楽しくなかったのに、スケッチしてちょっと調べるようになると、それぞれにストーリーがあって面白い気がしてきました。

今のところ情報源がネットのWikipediaなどを参照しているのがあまりよくない(わたしはWikipediaを信用していない)ので、ちゃんと詳しい本だの図鑑だのを見つけないとなぁと思います。少しずつ色々やってみよう。

スケッチは相変わらず雑すぎて、ビアトリクス・ポターボタニカルアートがいかにすばらしいものだったのか実感しています。あれほどのものを描く根気がわたしにもあればいいんだけど、今は無理なく続けられることを優先します。